【自己受容】ありのままの自分を受け入れて劣等感と仲良くなれた3つの方法

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普段の生活や仕事、人間関係でも他人と比べて劣等感を抱いたり、自分に自信を持てずに周囲からの評価を意識しすぎて疲れてしまうなんてことありませんか?
自分に自身が持てないと、自分の存在意義を他人の中に求めてしまいがちです。
- 他人に好かれる自分にならなきゃいけない
- 他人から良い評価をもらうためにがんばる
- 他人からうらやましがられたい
- 他人から必要とされる自分以外は存在しちゃダメ
こんな考え方にかたよっては周囲の人間の言動ばかり気にして心が疲弊してしまいます。それに他人の考えや評価の指標なんて時と場合によりいとも簡単に変わるものです。
そんな他人に主導権を握られた人生、あなたは楽しいと思いますか?
結論から言うと、人生の主導権を自分に取り戻し劣等感と仲良くなるには自己理解に取りん組んでみることをおすすめします。
この記事では、他人から評価されることだけを生きがいにして疲弊していたぼくが、自分軸でラクに生きる考え方に出会えた方法3つを紹介します。

自分には良いところも悪いところもある。でもそれでいいんじゃない?
そもそも『自己受容?自己理解?ことばの意味がよくわからん!』という知的センスに溢れた感性をお持ちの方は「そもそも【自己理解】【自己受容】ってなに?」でそれぞれのことばの意味についてふれていますのでよろしければまずそちらをどうぞ!
【自己受容】3つの方法はこれ!

ぼくの場合は、2冊の本と1つの自己診断ツールとの出会いがきっかけで自己理解を通じて自己受容できるようになりました。
- 【書籍】夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク / 水野敬也さん著
- 【書籍】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 / 八木仁平さん著
- 【才能診断ツール】クリフトンストレングス
本を読んだり自己診断ツールを使って自分を客観的に見ることで、ふだん意識していない自分の資質に気づけます。
ぼく自身、「パッ!」と自分の視野が広がった感覚でした。
それぞれの本やクリフトンストレングスの紹介は後ほどおこなっていきますね。すぐに知りたいという方は次の章をとばして「劣等感と仲良くなれた3つの方法」まで進んでください。
そもそも【自己理解】【自己受容】ってなに?

自分軸でラクに生きるためにどうして自己理解や自己受容が役に立つのかぼくなりにまとめてみました。
【自己理解】と【自己受容】の言葉の意味
そもそも【自己理解】【自己受容】ってどういう意味なんでしょう?まずはそれぞれの言葉の意味をGoogleで調べてみました。
いくつかのサイトを巡回した結果、このような解釈に落ち着きました。
自分が大切にしているのもは何か?やりたくないことはどんなことか?と自分の内面に目を向けて感情や感覚をていねいに観察すること。そしてそれが良いとか悪いとかじゃなくて全部受け止めることといったところでしょうか。
自己受容に関しては、いろんな自分を肯定的に捉える『自己肯定感』の基盤になる考え方だと言われています。
劣等感はどこからやってくる?
心のなかに負の感情を抱かせぼくたちを苦しめる劣等感。この劣等感はどこからやってくるのか?
劣等感は読んで字の如く、優劣の差を感じることですね。ではぼくたちは誰に対して優劣の差を感じているのでしょう?
そう、それは他人に対して。
自分と他人を比較して、自分に無いものやできないことを気にして落ち込む。他人の価値観を最優先にして自分をないがしろにする。これが劣等感で苦しむ原因です。
とするなら自己理解や自己受容を通じて自分の内面に目を向け、他人の価値観を排除してみることで心が穏やかになったり、毎日をラクに生きれるようになるのも納得です。

人生は選択の連続。何かを選ぶたびに頭の中でチラチラと他人の影が見え隠れしてちゃ、疲れてネガティブになっちゃうのも無理ないね。
劣等感と仲良くなれた3つの方法

この記事のメインパートとなる、ぼくが劣等感と仲良くなれた3つの方法について紹介していきます。
① 【書籍】夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク
【内容をざっくり紹介】 夢を諦めかけた主人公が破天荒な神様ガネーシャと夢を食べるバクに出会い、人生を見つめ直す物語。ガネーシャが与える21個の課題を通じて、主人公は自分の価値観や人生の目的を見直し、失敗や挫折から学ぶ大切さを実感していく。夢に向き合う人々の葛藤や成長がユーモラスに描かれ、笑いと感動を交えながら、読者に「本当に叶えたい夢」とは何かを問いかけるストーリー。
この本の紹介をひとことでするなら、自分を好きになるための考え方に出会える本です。
ガネーシャからの課題に対する答えを考えていくことで、自分の感情や感覚を大切にしたくなる気持ちが高まっていきます。
ぼくの心に「グッ」ときた課題をいくつか紹介しますね。
- 好きな匂い、物、人、場所を見つける
- 自分の感情・感覚を丁寧に観察する
- 過去の出来事を「伏線」ととらえ、希望を持ち続ける
- 欠点や負の感情を「自分の一部だ」と思う
単なる自己啓発のノウハウ本じゃなく、これらの課題に取り組むべき理由を笑いあり涙ありの物語で理解できるところがこの本のおもしろポイントです。
この本に出会った当時のぼくは読書の習慣がありませんでしたが、抜群のギャグセンスを持ったガネーシャのおかげで最後まですーっと読み終えてしまいました。

みなさんもぜひガネーシャのもとで課題にチャレンジしてください。自分を好きになるための第一歩を踏み出しましょう。
② 【書籍】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
【内容をざっくり紹介】
「やりたいことがわからない」という悩みを解決するための実践的なガイド。本書では、「得意なこと」「好きなこと」「大切なこと」の3つの要素を軸に、自己分析を通じて本当にやりたいことを見つける方法を紹介。具体的なワークを交えて進める構成で、行動に移しやすい内容が特徴。自己理解を深めながら、自分に合った人生を選ぶためのヒントを得ることができる。
自分に合う仕事・趣味を手に入れてキラキラ人生を送りたい人におすすめです。
本の流れにそって自分を深堀りしていくと、自分の軸が定まってきます。というかもともとあった自分の軸に「気付いた」という感覚でした。
深掘りの作業は地味で根気がいるけど時間をかけてやった分だけ自分を理解できます。
ちなみにぼくは本業と2歳児の育児のかたわら、ワークに3か月の時間をかけて深堀りしました。夏の時期でしたが、灼熱の太陽にも負けないくらい熱く濃密な時間でした。
この本で得た印象的な学びの中から2つ紹介します。
- 自分のために生きることが人のためにもなる
- 自分を変える努力じゃなく自分を活かす努力を始める
さきほども言いましたがワーク自体は途中で挫折してもやった分だけ得るものがあります。宝探しの感覚で楽しんチャレンジしてみてください。

持て余してモンモンとしている自分の情熱の矛先を定めよう。
③ 【才能診断ツール】クリフトンストレングス
【内容をざっくり紹介】
個人が持つ強みや才能を明確にするためのオンライン「才能診断」ツール。アメリカのギャラップ社によって開発され、177個の質問に答えることで、自分の才能(強みのもと)が導き出される。才能を34の資質に分類しており、その中で自分に特徴的な資質はどれかがわかる。資質の特徴を活かすことで自己理解が深まり、成長や成果につながる行動を効率的に取れるようになる。仕事や生活における成功の基盤となるツールとして広く活用されている。
※1998年にストレングス・ファインダーとして完成しその後、クリフトンストレングスに名前が変わりました
わかりやすく言うと、34種類に分類された性格(資質)のうち、自分はどの資質の傾向が強いかわかるテストです。傾向が強い資質順にランキングされた結果(解説付きのレポート)を知ることができます。
それぞれの資質の説明もしてくれます。
イメージしやすいようにぼくの診断結果をのせておきます。


クリフトンストレングスの結果から
- 自分の才能が客観的にわかった
- どの才能にも長所と短所があると知った
- 才能を長所として活かす解説が参考になった
- 解説が自分に寄り添ってくれていてカウンセリングを受けたように癒やされた
このような学びや気づきがありました。
自分の短所や不得意を自覚できていると、うまくいかないことがあったときに割り切れるし「苦手は切り捨てて得意に集中しよう」って前向きになれますよね。
こんなふうにダメな自分を守ったり、肯定する考え方を見つけられたことが最大の収穫だったと思います。
注意点ですが、クリフトンストレングスの診断にはお金がかかります。
- 34資質のすべての順位がわかる・・・¥9,715
- 上位資質(トップ5)がわかる・・・¥4,318
※価格は2024年12月のものです
他にもマネージャー向け、リーダー向け、学生向けとかありますけど、個人でやるなら上の2つのどっちかでいいです。そしてどうせなら34資質すべての順位がわかる方がおすすめです。
クリフトンストレングスについて詳しく知りたい方は、株式会社ハート・ラボ・ジャパンさんのサイトが参考になります。
クリフトンストレングスはアメリカで開発されたので、サイトを見ても結果のレポートを見ても日本語がどこかよそよそしい感じがします。
その点、ハート・ラボ・ジャパンさんは日本の会社なので文章がとてもわかりやすく、各資質の説明や結果の活かし方を確認できます。
自己診断してレポートをひととおり読んでからハート・ラボ・ジャパンさんのサイトを参考にすることで、より楽しくわかりやすく深く自分のことを理解できると思ます。

それなりのお値段だけど、結果はかなり楽しめてレポートを夢中で熟読しました。良くも悪くも「自分って〇〇なのかも」が確信に変わります。
【まとめ】ありのままの自分を受け入れてラクに生きよう

今回のブログ記事では、「ありのままの自分を受け入れて劣等感と仲良くなれた方法」について、ぼくの経験から参考にできる書籍や才能診断ツールを紹介しました。
改めて結論を言うと、人生の主導権を取り戻し劣等感と仲良くなるには自己理解に取り組むことがおすすめです。
人生を振り返って掘り下げてみると、自分の軸や価値観や資質が見えてきます。
その価値観たちは自分が豊かで幸せに生きるための道しるべになります。
他者からの評価を気にしなくていい世界にいると仮定して、なにが自分の幸せなのか、何をしたら自分は喜ぶのか、立ち止まって考えてみてはいかがでしょう。
きっと今よりラクに生きれるようになるはずです。
参考にしてほしい書籍と才能診断ツールはこちら↓↓
- 【書籍】夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク / 水野敬也さん著
- 【書籍】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 / 八木仁平さん著
- 【才能診断ツール】クリフトンストレングス